今日からは「山」だ。仕事もプライベートも重なるときは重なる。
3時半に起床。6時には自宅を出る。

朝の街は比較的静かだ。でも交通量は地方都市の昼間並み。
人は24時間動いている。

高速道路を使って4時間ほどで目的地に到着。今回の目的は「祈願」だ。
演歌歌手などがやる「ヒット祈願」などと同じ。1年間の無事を感謝して
これからの1年の無事を祈る。そして心願成就も祈る。

人ごみの中で生きていると、様々な「垢」や「邪念」がまとわり付いて
くる。1年に一度くらいは人里離れた場所で自分自身を見つめ直すことも
必要だ。と思う。

このような風景が町全体に広がっている。心が落ち着く。普段考えない
事や向き合えないことにきちんと向き合う姿勢が出来る。そんな感じ。

さて、年に一度の楽しみは「蕎麦」である。私たち夫婦がいるのは
長野県木曽福島町。そばどころだ。ここのそばは、とにかくそばの
香りが強烈で、歯ごたえと喉越しが絶妙なのだ。
自分は盛りそばの大盛を注文。

ここに来て蕎麦を手繰ると「夏だなぁ」と感じる。

諸々の用事を終えて宿に入る。宿もこの数年来ずっとお世話になって
いる旅館だ。コテコテのジャパニーズスタイルだ。

旅館で夕食をとるときに、床の間の掛け軸にこのようなものがあった。

「幸あるときは神に感謝し」

「何あるときは己を反省す」

まさにその通り。ビール2本で酔いが回る。標高が高いせいで、夜は
冷え込む。冬用の掛け布団が用意されているわけだ。納得。
